お知らせ 健康コラム
Vol.6 疲労の大きな原因は食べすぎ、食事代わりに大高酵素飲料

日頃から食生活に気をつかっていても、年末年始はつい食べすぎたり、運動不足になってしまいがちです。正月が終わっても、食べすぎた方の多くは胃腸が疲れているうえ、心も体も重いと感じているのではないでしょうか。食べすぎは疲労を引き起こすだけではなく、免疫力も低下し、風邪などの感染症に罹りやすくなる原因となるので注意が必要です。

■食べすぎによる内臓の酷使は大量の活性酸素を発生させる
 近年、シーズンオフに、ファスティング(断食)を行うプロ野球選手が増えています。目的はシーズン中に酷使した消化器官に休息日を与えるためです。芸能関係者の間でも老化防止や健康維持を目的にファスティングを実践する動きが広がっています。
 身体の疲れにはさまざまな要因がありますが、なかなか疲れがとれない大きな要因は「食べすぎ」によるものです。食べすぎで健康を害している人がとても多いのです。高タンパク、高脂肪の高エネルギー食の過剰摂取は内臓に大きな負担をかけます。
 「疲れがとれないから体力をつけなければ…」とさらに食事の量を増やす人もいますが、まさに本末転倒です。内臓はフル稼働状態となり、疲れがたまる一方となります。
 食べすぎると、食べ物を消化・吸収するためにたくさんのエネルギーが必要となります。そのエネルギーをつくり出しているのが、細胞内にあるミトコンドリアです。ミトコンドリアはエネルギーをつくり出すために酸素と栄養素を必要とします。当然、食べすぎると大量の酸素を消費することになります。その過程で活性酸素という物質を大量に発生させてしまいます。
 疲労はこの活性酸素による酸化ストレスで神経細胞やその構成成分が傷つけられ、細胞の機能低下を招き、エネルギーを十分に作れない状態となって引き起こされると考えられています。
 人間の体には活性酸素の攻撃から体を守る防御機構が備わっていますが、活性酸素の量がこの防御機構を上回り、バランスが崩れた状態を酸化ストレスといいます。活性酸素はがんや糖尿病などの生活習慣病のほか、肌のシワやシミなど肌老化の原因物質であることも知られています。その一方で、体の免疫細胞から発せられる活性酸素は体内に侵入した病原菌や異物などを殺したり、無毒化する有効な武器ともなります。しかし活性酸素は過剰に発生すると細胞傷害を引き起こすやっかいものになってしまうのです。
 疲労を引き起こすメカニズムは、肉体的な疲労も精神的な疲労も基本は同じです。疲労を軽減するために重要なのは、この活性酸素の過剰な発生を抑えることです。

■腸内環境の悪化や冷えも疲労の大きな要因に
 食べすぎは腸内環境にも悪影響を及ぼします。特に野菜や海藻などの食物繊維が不足し、肉をよく食べる方は注意が必要です。腸内に棲みついている悪玉菌は動物性タンパクが大好物です。
 弱った細胞組織や細胞の再生・修復には、ビタミンやミネラル、細胞のもととなるアミノ酸などが必要です。しかし内臓がフル稼働状態のままだと、その多くが消化・吸収活動のために優先的に使われてしまい、細胞の再生・修復が十分行われなくなります。
 腸内細菌は7種類のビタミンをつくり出しており、細胞の再生・修復、エネルギー代謝などの健康維持に役立っていますが、腸内環境が悪化すると悪玉菌が増え、ビタミンをつくり出す力が衰えてきます。また食事から栄養素をとっても、腸内環境が乱れていると吸収効率が悪くなり、結果的に栄養失調状態となり、疲れやすい体質となってしまいます。そのため常に腸内環境を整えておくことが疲労対策では重要となります。
 腸と脳は情報伝達経路を介して情報交換を行っています。これを「腸脳相関」と呼びます。腸内環境が変化すると腸は脳へ信号を送り、それを受けて脳は腸へ信号を送っています。腸内環境が悪化すると、脳はそれを誤って認識してしまい、体の疲れだと感じて対応を誤る恐れがあります。
 また冷え性になると体の深部体温が低下し、基礎代謝も落ちます。基礎代謝は何もしていなくても生命活動のために体が消費するエネルギーのことです。基礎代謝が低下すると、血行不良によって老廃物が体外にうまく排せつできなくなったり、細胞が活発に働かなくなるなど疲れを感じやすい体となります。
 腹部の血行が悪くなると、精神面も不安定となり、ストレスから疲労感を生じやすくなります。深部体温が上昇すると腸の血行が良くなり、排便効果も期待できるので、冷え対策は疲労を軽減する点からも有効な手立てとなります。
 また疲労は睡眠の質とも密接にかかわっていることがわかっています。逆にいうと、日頃から睡眠不足を訴えている方々の多くは、慢性的な疲労に悩んでいるケースが多いと推測されます。
 活動を活発に行う日中は体温が上昇しますが、夜になると体にたまった熱が手足から放出されて体温が下がり始めます。このタイミングが眠くなる状態です。しかし冷えで悩んでいる人は日中も体温が上がらない状態が続きます。そして夜になると生体防御機構が働き、熱の発散を抑えて体温が下がるのを防ぎます。その結果、睡眠の質が低下し、慢性的な睡眠不足に悩まされることになります。
 こうした体のメカニズムからも、冷えを改善することは、睡眠の質を高め、疲労に負けない体をつくり出すことにつながると考えられています。
 このほか、疲労を引き起こす要因としては、過労や人間関係のトラブル、病気や怪我、タバコ、粉塵、激しい寒暖差、騒音などが挙げられます。

■酵素ファスティングで疲労に強い身体をつくる
 これまで疲労の仕組みについてご紹介してきましたが、食べすぎによる腸内環境の悪化が、疲労の大きな原因になっていることがおわかりいただけたかと思います。
 年末年始の食べすぎや飲みすぎなどによる疲れの解消や日常の疲労感を軽減するためには、①小食にする(腹7~8分目もしくは1日1~2食にする)②休息日を設ける③内臓に負担のかからない消化吸収しやすいエネルギー源となる食品や、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質を含む野菜、海藻、果物をバランスよくとる――ことがポイントです。
 ①の小食にする場合、主食のご飯やパンの代わりに大高酵素飲料をとったり、1食(夕方を大高酵素飲料)もしくは2食分(朝食と夕食を大高酵素飲料)を大高酵素飲料に置き換えるのが効果的です。
 ②の休息日では、大高酵素飲料を利用した酵素ファスティングを実践されてみてはいかがでしょうか。
 大高酵素飲料は製造過程において、人間の体内で行う消化活動のほとんどを発酵・熟成タンクの中で済ませているため、身体の活動に必要なブドウ糖や果糖などのエネルギー源を効率よく補給しながら、新陳代謝に必要なビタミン・ミネラルなどの栄養成分や抗酸化物質もとることができます。このため消化・吸収に負担がかからず、胃腸や肝臓などの臓器を休ませることが可能になります。日常の食生活に大高酵素飲料を上手に取り入れて、食べすぎなどによる疲労の軽減を心がけましょう。
「健康の輪」No.38より抜粋、一部修正

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