生命現象をある側面から見ると、ある種の化学反応であることは明らかです。人間もそういう意味では、巨大な生化学工場であるといえるかも知れません。その中心に位置するものが、「酵素」と呼ばれている物質です。約3000〜4000種あるとも言われ、最低でも1000万時間、最高だと天文学的な時間がかかる通常の化学反応を、わずか1時間で済ませてしまうほどの驚異的な処理速度を誇る物質が「酵素」なのです。
この「酵素」の質や量は、加齢とともに変化していきますし、身体能力によっても差異が生じてしまいます。最近の研究成果のなかには、一生の間の生産量は遺伝情報の中にすでにインプットされており、一定限界があることを伝えているものもあります。
しかし、いずれにしましても、現代生活のなかでは「酵素」の無駄な使用量が増大しているにも関わらず、「酵素」の生産能力そのものの方は陰りが見えてきているのは間違いありません。乱れた食生活に起因するものですが、それだけに食生活を見直し、この「酵素」を大切に扱っていかなければ、健康管理そのものができなくなってしまいます。 |
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